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- 更新日:2007年11月06日
- SPECIAL LOHAS TALK/谷川真理 vol.2
SPECIAL LOHAS TALK 谷川真理 vol.2
『スポーツの秋です。目標をもって走ってみませんか?』
いったん離れたマラソン
専門学校、OL時代の6年間は、とにかく遊びました。体力はあったので、朝までひたすら踊ったりしましたね(笑)。あとはサーフィン。体を動かすことが大好きでした。そんな私がマラソンに目覚めたのは、OL生活が4年目を迎えた頃です。人間関係にも会社にも慣れて、毎日同じことの繰り返しにもの足りなさを感じていたんです。そんなある日、友人に誘われたお花見で、皇居を走る市民ランナーに出会いました。お昼休みを利用して必死に走るサラリーマンの姿に感動して、私も走ってみようかなと思ったのがきっかけです。自分がどの程度走れるかを、知りたかった気持ちもありましたね。ただ陸上のちょっと地味なイメージが嫌で、チャラチャラ走らないと気が済まず、オシャレというか、目立つ格好で皇居を走り始めました。当時はまだ女性ランナーは少数だったせいもあり、男性ランナーのみなさんが意識してついて来られるんですね。それを振り切るのが快感でした。ひどいですね、私(笑)。でも、今日の私があるのは、当時皇居を走っていた方々のおかげです。感謝しています。
「忍耐は苦しいけれども その実は甘い」
お昼休みに皇居を走ることが日課になってからしばらくして、ある男性に「結構いいペースで走っているね」と声をかけられました。そして、優勝するとシドニーの大会に参加できるという市民マラソンの話を教えてくれたのです。「えっ!? タダでシドニーに行けるの?」とそれからは夢中ですね。毎日10km、遊ぶことも忘れてトレーニングに打ち込みました。かなり不純な動機ですけど、わかりやすい目標ですよね(笑)。その成果もあってか見事優勝することができました。それから人生変わりましたね。雑誌で懸賞付のレースを見つけては参加して海外に行ったり楽しかったです。ちょうどその頃「忍耐は苦しいけれどもその実は甘い」という言葉に出会いました。例えると、トレーニングは苦しいけれど、でもそれがなければタダでシドニーという甘い実は食べられないということです。それ以来、この言葉が私の座右の銘になっています。
*つづく*
(会員誌 "Aqua Clara Style" 2007 AUTUMN/SPECIAL LOHAS TALK 「 競技中は『水』に敏感になっています」より掲載) 文/諸井まみ
谷川真理 MARI TANIGAWAマラソンランナー・流通経済大学客員教授。1962年福岡県生まれ。1991年東京国際女子マラソンで初優勝を果たし、その後も数々のレースで活躍。現在も、毎年1月に「谷川真理ハーフマラソン」を主催するほか、数多くの市民マラソンに参加している。また、ランニングの科学的な指導を行うハイテクスポーツ塾「ハイテクタウン」を設立し一般ランナーの技術・体力向上をサポートする傍ら、タレントとしてテレビ、雑誌などでも活躍中。

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