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- 更新日:2007年11月08日
- SPECIAL LOHAS TALK/谷川真理 vol.3
SPECIAL LOHAS TALK 谷川真理 vol.3
『スポーツの秋です。目標をもって走ってみませんか?』
資生堂との出会い
その後、実業団の方も多く参加する大会で優勝して、それが資生堂に入社するきっかけになりました。いくつかの実業団から声をかけていただいたのですが、もともと団体行動が苦手で大人になってまで管理されるのは嫌でした。それで、自由にやらせていただけるという資生堂に決めたわけです。資生堂は銀座にありましたし、今までと同じように皇居で仲間と走れることも大きな理由でした。しかし、プロになったからにはもっと強くならなければいけない。相当練習しましたね。私はかなりヘソ曲がりで、人にやれと言われると例え自分がやろうと思っていたことでも、絶対にやらなくなります。人から言われたことを納得する自分が許せないかなり幼稚な性格ですね(笑)。今はだいぶ丸くなりましたけど。その代わり、自分でやろうと決めたことは何があっても最後までやり通します。練習をやればやるほど成果が出て、当時、マラソンを走るたびに自己ベストが出ていたのでやっていて面白かったです。そして、1991年の東京国際女子マラソンで優勝、29歳のときでした。
自分の身体と対話することが大切
マラソンにまぐれは絶対にありません。天候も体調も走るたびに違うので、優勝してもすべてに満足できる完璧なレースはなく、そのたびにいろんなアクシデントに遭遇します。42.195km走り切るには練習しかありません。練習でどれだけ自分の体を知ることができるかにかかっています。なので、レース中は「ちょっといつもより汗が多いけど大丈夫?」「この足の張りなら、スピード上げてもOKよね」と、常に自分の体と対話しています。でも、水だけは違うんですよね。喉が乾いたと思ったときにはもう遅いので、定期的に給水します。それと、暑いレースでは水をかけることも大切。濡れたまま走ると気化熱の関係でとても涼しいので、疲労でボッーとしてきた頭を冷やす役目もあります。だから、レース中は中からも外からも水の補給が大切なんですね。
*おわり*
(会員誌 "Aqua Clara Style" 2007 AUTUMN/SPECIAL LOHAS TALK 「 競技中は『水』に敏感になっています」より掲載) 文/諸井まみ
谷川真理 MARI TANIGAWAマラソンランナー・流通経済大学客員教授。1962年福岡県生まれ。1991年東京国際女子マラソンで初優勝を果たし、その後も数々のレースで活躍。現在も、毎年1月に「谷川真理ハーフマラソン」を主催するほか、数多くの市民マラソンに参加している。また、ランニングの科学的な指導を行うハイテクスポーツ塾「ハイテクタウン」を設立し一般ランナーの技術・体力向上をサポートする傍ら、タレントとしてテレビ、雑誌などでも活躍中。

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