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更新日:2008年10月30日
SPECIAL LOHAS TALK/黛 まどか vol.2

スペシャルロハストーク

SPECIAL LOHAS TALK 黛 まどか vol.2

一期一会の出会いなのに、温かさが身にしみて……
黛 まどか実は健康オタクなんです。年に1回、体の中に溜まったものをリセットしに、断食をするようにしています。私は全くの運動音痴で、サッカーや野球のルールさえわからない。ましてや心臓がバクバクいうようなスポーツは何もしていません。ただ、歩くことは好きですね。俳句の中にも俳句を詠みに歩く「吟行」というものがあるのですが、‘99 年に約900kmあるスペインの「サンチャゴ巡礼道」を48日間かけて歩きました。

もともとはパウロ・コエーリョの書いた『星の巡礼』という小説を読んで巡礼のことを知ったのですが、その時に自分も「歩いてみたい」って思ったんです。巡礼者にはさまざまな人種の方がいますが、言葉は通じないのに何か通ずるものがあります。足にマメができて歩けなくなった時には、他の巡礼者の方たちが荷物を持ってくれたり、村人たちに一期一会なんですが、人の温かさが身にしみました。

最初は、地図を片手にとにかく道に迷わないようにと必死だったのですが、途中でスペイン人の巡礼者と親しくなってからは、ひたすら付いていきました。不思議と自分で必死に地図を見ていた時の記憶は鮮明に残っているんですが、人に付いていった後の記憶が曖昧で……駄目ですね、楽をしちゃ(笑)。ゴールに到着した時には3キロも体重が増えていて、「体重が増えた巡礼者なんて見たことがない」って笑われてしまいました。巡礼中は、一日一句作ることを心がけました。




水はタダという日本の安全神話を崩壊させた
フランスでの2週間。

黛 まどか今でこそ水のペットボトルを持ち歩く人が増えましたが、日本では安全神話のひとつして「水はタダ」という認識があるからでしょうか、お金をかけて水を飲む習慣がありませんでした。「同じ値段を出して買うならお茶やソフトドリンク、水を買うなんてもったいない」と。私もそう思っていたのですが、フランスに行った時に2ヶ月「水」を飲み続けたら体の中の水分がそっくり入れ替わって浄化された感じがしました。その時初めて水のチカラを感じたような気がします。それ以降、水のチカラに魅せられています。


*おわり*



(会員誌 "Aqua Clara Style" 2008 AUTUMN/SPECIAL LOHAS TALK 「水には体内の水分を入れ替える、浄化するチカラがあるんですね。」より掲載) 文/小松崎 靖代



黛 まどか MADOKA MAYUZUMI
黛 まどか
俳人。神奈川県生まれ。1994年、「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞受賞。同年、俳句サークル「東京ヘップバーン」発足。1996年、俳句誌「月刊ヘップバーン」創刊・主宰(2006年、通巻100号を機に終刊)。1999年、北スペイン・サンチャゴ巡礼道約900kmを徒歩で踏破したのに続き、2001年〜2002年、四季にわたり5回訪韓し、釜山からソウルまでの道のり約500kmを徒歩で踏破。2002年、『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞受賞。2005年より「日本再発見塾」呼びかけ人代表。
※俳句出典:「味の手帖」


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