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日本の水品質と浄水について

日本の水は品質が良いと信じられていますが、果たして本当でしょうか。
水道の水は、直接飲めますがほとんどの人が浄水器を使っています。
また、そのまま飲むと「におい」が気になる…ということで、一度煮沸してから使う人も居ます。
最近はコンビニで売られている水を買うのが当たり前になり、のどが渇いたからと公園の蛇口から水を飲む人は減っています。
昔は水を飲める場所がたくさんあり、学校にも飲み水用の蛇口があったりしましたが、現在はあまり見かけません。

それだけ、「飲み水はきれいにしてから飲むもの」という考え方が日本にも広まってきているのだといえます。
では、実際の水道水はどの程度きれいなのでしょうか。

日本の浄水場では、主に以下のやり方が行われてきました。
まず一つが、緩速濾過といわれる方法です。
これは、時間をかけて水を濾過するために合計34時間もの時間を要します。
まず、取水したものを貯めて固形物を沈殿させ、それから砂の層をゆっくりと通して濾過していきます。
この濾過にかける時間が、一日5メートルのスピードで水を流すためにかなり長く設定されています。
その代わり、砂の中にいる微生物などがきれいに水を濾過してくれるので、浄水の精度が高くなります。
日本では明治32年に導入されましたが、その時間がかかる方法から現在はほとんど行われていません。

次に、現在主流となっているのが急速濾過という方法です。
文字通り、時間をかけずに濾過をするため薬剤の力を借りています。
取水してから浄水が終わるまで5~6時間なので、処理スピードがかなり上がりました。
しかし、その濾過能力が十分かというと疑問が残ります。
汚れを沈殿させながら浄水するので、水の透明度は上がっていきますが、細菌に対しての濾過は緩速濾過ほどではありません。
大量に浄水できる反面、微生物による分解が追いついていかないのです。
このため、水を飲んだときに「消毒くさい」と感じる原因…「塩素」の力で殺菌力を強化しています。

日本の水がきれいなのかというと、もちろん諸外国よりはましだといえるでしょう。
しかし、それで十分なのかというと、個人差があるのではないかと考えられます。